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エンジニアリングなよもやま話
 
よもやまその1
意外にも「叩けば直る!」は真実だった
矢印
よもやまその2
温冷蔵庫は一人暮らしの敵か味方か?
矢印
ひょんなつながり
厳しいニーズが求められる塗布現場で
真価を発揮するSETディスペンスコンポーネント
バックナンバー
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よもやまその1 意外にも「叩けば直る!」は真実だった
「おかーさん、テレビまた映らなくなっちゃたよ」
「どれどれ〜? こういうときは、このカドの辺りを…(ガン!)ほら、映った」
「ねぇ、新しいテレビ買おうよ」
「叩けば映るんだから、大丈夫よ」

さすがに今は、こんなこともしないのでしょうが、チョット昔(つまり昭和)を覚えている方には、懐かしい風景でしょう。
 

よもやまその1 リモコンの中身とは?
テレビが映る仕組みを簡単に言うと、ブラウン管の基部にある電子銃(白黒テレビの場合は1本で、カラーテレビの場合は、3本の電子銃を並列に並べる場合と、1本から3種の電子を打ち出す方式があります)から電子を打ち出し、電磁石によって方向調整され、画面側の蛍光物にあたって高速で点滅しています。この点滅が横一本の線になり、更に高速で上から下へと移動して画像を結んでいます。これがよく耳にする「走査線」で、テレビを点けた瞬間とか、調子が悪くなると白い横線が入ることがあるのは、この同期が狂っているために生じるトラブルです。
さて、「叩くと直る」というが本当というのは、実は昔の家電製品は部品精度に難があり、電子銃のブラケットに緩みが生じたり、ホコリが付着して接触不良を起こすことがありました。で、叩くとホコリが落ちたり、嵌合(かんごう)の接触が戻ったりして、同期が一時的に正常になるということなのです。他にも、「裁ちばさみを置くとキレイに映る」というのも、金属のハサミに電波を増幅する効果がある、ということで、あながち「迷信」とはいえないようです。
 

よもやまその1 美しい画像を得られる「ハイビジョン」とは
「ハイビジョンテレビ」最近よく耳にする言葉ですが、こちらはどのような仕組みなのでしょうか。なんといっても、最大の違いは「走査線の数」従来型が525本なのに対し、1,125本と倍以上であり、その分精細な画像再現が可能であること。更に縦横比が9:16で、広い視野が得られることなどが挙げられます。

しかし、このハイビジョンにも弱点があります。一つはなんといっても、従来型の6倍の情報を処理するため、情報を組合せたり、圧縮したりしていて、音声同期が遅くなることがあること。そして、意外な盲点としては、映像ドキュメンタリならばともかく、普通のドラマやスポーツを視るには、「高精細」でなくても不満は感じないというところ。要はまだまだコンテンツが不足という点なのでした。


現在、液晶、プラズマ、有機ELとで、次の家庭用テレビの主流の座を争っているのは、ちょっとした話題になっています。しかし、液晶には反応速度の遅さ、プラズマには消費電力の大きさと、どの方式も一長一短があり決め手に欠けています。更にここに「小さなCRTを無数に並べたような」方式で、即応性に優れる薄形テレビ、"SED"も登場しました。さて、この競争で勝ち残るのはどれでしょうか? でも、結局は価格で決まりそうな気がしますが…ねぇ、お母さん?
テレビが映る原理


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よもやまその2 ファジーとニューロはとても「日本人むき」?
最近急速に普及してきた「温冷蔵庫」。
これ一台で、通常の冷蔵庫と温蔵庫を兼ねていて、自動車のシガライタなどから電源を取る事ができるとあって、オートキャンプなどのアウトドアでは、大変重宝しているようです。
 
よもやまその2 一台で温/冷の切換えができるわけ
多くの温冷蔵庫は、電子の移動特性の異なる半導体を二つ組合せる「ペルチェ効果」を利用しています。つまり、移動速度の速い方から遅い方へ電子が移動すると「発熱」が起こり、反対に遅い方から早い方だと「吸熱」が生じるという性質を応用しているのです。これにより、コンプレッサなどの大掛かりな機器や、フロンガスなどの冷媒も用いず、素子からの排熱を逃がす小さなファンが必要なだけで、振動や騒音もほとんどないという、大変便利なツールが誕生したのです。
しかし、全く欠点がないというわけでもないようで、例えば、断熱材のしっかりしていないものだと、温度差による結露が生じ、置いた床に水溜りが…などということもあるようです。そうはいっても、缶ビールを冷やしたり、ペットボトル入りのお茶を暖かいままストックしたりするには、充分でしょう。こうして、お茶やコーヒーを淹れたりする、ちょっとした手間が省け、同時に人間はものぐさになってゆくのでしょうか…。機械は使いようとは言え、チョット複雑ですね。
電子の移動特性の異なる半導体を二つ組合せる「ペルチェ効果」



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ひょんなつながり 厳しいニーズが求められる塗布現場で真価を発揮するSETディスペンスコンポーネント
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