2018年10月1日更新
ディスペンスの語源は人を幸せにすることだった?
今や、あらゆる工業製品や食品、医療品、食品などの製造工程で欠かすことのできない生産財の一つ「ディスペンサー」。サンエイテックブログ「エンジニア☆玉手箱(略してエン玉?)」の「なるほど!ディスペンサー入門」では、ディスペンサーの様々なテーマについて紐解いていきます。第一回目となる今回は、その語源について深堀りしてみましょう。
ディスペンサーとは液体を定量に吹き出させる装置。そのディスペンス(dispense)とは本来どういう意味なのでしょう。 
それでdisが「離れて」、L.pendereが「重さをはかる、秤で測り与える」で、あわせてdispenseという言葉になったと言われておるんじゃ。
エイちゃんは生活費が足りないときに、キャッシュディスペンサーにお金を分けてもらってるよ。

サンエイテックで取り扱っている、液剤吐出装置も液剤を定量に「分配 」する機械だからディスペンサーなんじゃ。
「ディスペンス(dispense)」の語源は、14世紀の中世ヨーロッパに遡るそうです。当時、素材そのものを価値として取引する物品貨幣に加えて、計算貨幣を基本とする信用決済が始まりました。そのため、正確な量を配り与えるために、物を秤で測って分配するようになって行きました。その時のdis(離れて)とL.pendere(重さをはかる=秤で測り与える)が語源の一つだと言われています。



