
2020年10月30日更新
メディカル新時代に選ばれるディスペンサーは?
今・昔・未来☆テクノロジー万華鏡は、「近未来の快適デジライフ」や「エンジニアリングなよもやまばなし」の掲載から10年経った今、果たして本当の「未来」はどうだったのか、そして、これからどうなって行くのかを考えるコンテンツです。






これらの技術の進歩にともない、その製造プロセスも進化しています。接着剤、シリコン、導電性材料またはグリスなどの使用液剤を高度に管理し、より高い繰り返し精度で完全に自動化することが求められています。
容積移送式で脈動のない流体吐出が可能なエコペンは、独自のエンドレスピストン原理により、低~高粘度の様々な材料を、フィラー含有量の有無にかかわらず、99%を超える高い再現性で塗布します。以下のようなウェアラブル電子機器のアプリケーションで、高度なプロセス管理を可能にします。

今注目されているウェアラブル医療機器の一つに「クローズドループシステム(人工膵臓)」があります。「人口膵臓」は、血糖データからインスリン注入量を決定して血糖値を制御する完全に自動化されたシステムです。
エコペンは、インスリンポンプの、電気モーターのギアボックス部品に微小量のグリスを充填するアプリケーションで採用されています。
その利便性や柔軟性以上に、常に高度な「正確性」が求められる医療機器。その製造プロセスにおいては、より高精度で信頼性の高いディスペンサーが必要とされています。


https://youtu.be/dvGsNAQ_yVA