2020年2月12日更新
ネプコンで魅了した“エコペン”の実力とは?
ネプコンジャパンに今年もやってきた!すごい楽しみー
とにかくサンエイテックのブースがすごくパワーアップしてるんだぜ。
インターネプコンではおなじみのサンエイテックのブース。今回はさらにブースエリアを拡大してプレゼンテーションも充実。最先端のディスペンサー、塗布技術を魅力いっぱいに紹介していました。
ディスペンサーの技術は日々、進化しており、高速化、微細化、高精度化する塗布現場からの期待がますます高まっているのじゃ。
エイちゃん、万年先生、そしてフクダ先輩の3人を今回、丁寧に案内してくれるのは、
営業部塗布システム営業2課の新井です。よろしくお願いいたします!
今回、サンエイテックのブースにて、主力製品として紹介されていたのが、容積移送式高精度マイクロディスペンサー「preeflow® eco-PEN」。エイちゃんたちは、早速その吐出量の正確な再現性に見入ってしまいます。
点塗布・線塗布・ポッティングなどさまざまな塗布工程に適応するeco-PENは、SVR、熱硬化剤等の注入や充填、UV材、エポキシ材、シリコン材等の接着、封止など、幅広い液剤のあらゆるアプリケーションに対応しています。
さっそくですが、1.0mgターゲットに対する吐出量の1回目、2回目、3回目の実測値を見てみてください。
ほぼ同じ値だ!すごい+/-0.3%以内で正確に吐出されてるー
「preeflow® eco-PEN」はエンドレスピストン技術を採用し、+/-1%以内という高精度な塗布精度と、高~低粘度まで幅広い液剤をカバーしているのが特長です。
eco-PENはステーターと呼ばれる、内側が弾性材料で成型された筒の中で、スパイラル状の金属のローターが回転し液剤を押し出すので、安定的な吐出が得られるのじゃ。容積移送タイプじゃから、粒子の形状や材料の性質にも影響を与えんのも特長じゃよ。
さらに、塗布ごとにローターを逆回転させて、きれいに液が切れて液ダレしないように設定できるんだぜ。
点塗布・線塗布・ポッティングなどさまざまな塗布工程に適応するeco-PENは、SVR、熱硬化剤等の注入や充填、UV材、エポキシ材、シリコン材等の接着、封止など、幅広い液剤のあらゆるアプリケーションに対応しています。
eco-PENと同様のエンドレスピストン技術を採用し、低〜高粘度の2液の材料を混合して高精度に吐出することができるのが、2液用容積移送式高精度マイクロディスペンサー「preeflow® eco-DUO」です。
eco-DUOも吐出精度はプラスマイナス1%以内を実現しています。実力値ですが、10:1までの粘度の異なる2液でも問題ありません。
ミキシングノズルの部分もスパイラル状になっているので、確実な混合と安定した吐出を実現しているのじゃ。
エイちゃんのこともキレイで簡単に描けちゃうんだね!
eco-PENと卓上ロボットをスマートに連動させるのが「SmartBox」、吐出に必要なパラメータを直接ロボットに入力することで、複雑な動作に対応した安定的な吐出が可能になります。
eco-PEN 高精度コントローラー smartBOX(左) 二液容積移送式ディスペンサー vipro-DUOMIX(右)
吐出軌道が角型だとコーナーの部分がどうしても過吐出になりがちで、通常はロボット側の細かな設定が必要になるんだけど、SmartBoxだと、一定の流量を設定しておけば、ロボットの速度が変わっても、コーナー部分も均一な吐出が実現できるんだぜ。
そして、右側が「Vipro-DUOMIX」です。スタテック-ダイナミックミキサーによって、実力値ですが100:1の粘度差にも対応する2液対応容積式ディスペンサーです。
こちらは「BEATRUM」じゃな。低粘度から高粘度までの液剤を高速で塗布できる、高精度JETディスペンサーじゃ。シンプルな構造ながら抜群の安定性で微小量塗布が可能なんじゃよ。
BEATRUMは迷路のように入り組んで、限られた塗布スペース内でも、正確な高速ライン塗布が可能です。
ディスペンサーは間違いなく進化してるんだね!すごい実感した!
様々なシーンでディスペンサーの適用範囲がますます広がっています。製造現場を強力にサポートする高精度な塗布の技を、ますます磨き続けていきたいと思います。
今日はありがとうございましたー♪