2019年9月2日更新
MF-TOKYO 2019で画期的な技術を体験
MF-TOKYOってどんなイベントなんだろ~。音楽フェスとかかなあ、なんか楽しみ~
MF-TOKYO 2019はプレス、板金など塑性加工技術専門の展示会なんじゃよ。わしも楽しみ~
塑性加工技術専門の展示会、MF-TOKYO 2019。サンエイテックのブースでエイちゃんと万年先生、フクダ先輩が出会ったのは、加工油精密スプレーコーティングシステム「LUBEMATE」。その画期的な製品を案内をしてくれるのは、
ウズベキスタン出身のハミド・ムタロフさんです。
よろしくお願いします。今回、ご紹介します「LUBEMATE」という製品は、簡単に言いますと、加工油をプレス機で使用するロール材に対して均一に、そして限りなく薄く塗布するためのシステムになります。
プレス機械の打ち抜き作業では焼き付き事故などのトラブルの可能性があるんだけど、この「LUBEMATE」で高精細な加工油コーティングをすると金型の摩耗を軽減して寿命も延ばすことができるんだぜ。
これって本当に塗れてるの?
「LUBEMATE」は、精密なノズルと組み合わせた微量微圧のスプレーによって、均一で密度の高い薄膜状の加工油塗布を可能にするシステムです。限りなく薄く、ムラなく塗布するため、最小限の油量消費に抑えることができ、ランニングコストの大幅な削減を実現しています。
ちゃんと塗れてますよ、触ってみてください。
触ってみると、確かにちゃんと塗れてる、すごい~!
プレス成形を行う際に加工油の油量が少なかったりすると金型が焼き付いたりすることも起きるのじゃ。といっても、塗り方にムラがあったりすると、カス上がりの原因になったり、たくさん塗ればその分、コストもかさむことになるのじゃ。
ランニングコストで言えば、この「LUBEMATE」を導入することで、初期投資を潤滑油使用量の削減などで3~6ヶ月ぐらいでペイした実績もあるんだぜ。
「LUBEMATE」の導入によって、金型の寿命延長や潤滑油の削減だけでなく、廃棄物の減少やメンテンス時間の減少、清掃時間の短縮、生産性の工場など多くのメリットを生み出しやすいのも特長です。また、正確に塗布面にのみ微細な霧をコーティングできるため、オイルが周囲に飛散る、空気中に霧状の油が舞うことがなく、工場内を清潔に保つことができます。
塗布するバルブもいろいろあるんだね。
超小型スプレーバルブ「LM87」は市販されているほとんどのプレスに取付けが可能なバルブです。「LM62」は大型の金型に最適な金型内に塗布する専用のバルブ。「SV91WFML」は金型が板金を打ち抜くタイミングに呼応して、塗布したりしなかったりを間欠的に行うことができるバルブです。
プレス機に搭載するバルブスタントには、塗布する油の粘土や塗布場所、用途に合わせて複数のバルブが設置できるのじゃ。「LUBEMATE」では最大8つまでのバルブが設置可能となっておる。
「LUBEMATE」は、コントローラーとバルブ、オイルタンクによって構成されるシステムです。コントローラーは1台で最大8台のバルブを同時に制御でき、超微少量から大流量、間欠塗布のコントロールが可能です。オイルタンクは残量が目視で確認できるタイプで、10リットルと20リットルを選択できます。バルブは用途に合わせてバリエーションをご用意。現場のニーズに合わせて流量や圧力のカスタマイズも可能です。必要なものをシンプルに組み合わせて必要な場所にご利用いただけるのが「LUBEMATE」システムの特長です。
ディスペンサーのスプレー塗布技術が役に立ってるんですね~とても勉強になりました!
もっともっと多くのプレス加工の現場で「LUBEMATE」の良さを体感してもらいたいです。「LUBEMATE」で世界中の塗油作業の環境がもっと快適になったら嬉しいです!
その熱い思いにますますワクワクするー♪今日はありがとうございました!
「LUBEMATE」は、加工油を細かい霧状にしてコーティングをするためのシステムです。高精密で限りなく薄く、ムラなく塗布することができます。これにより、焼き付き事故などのトラブルを軽減・回避することができ、最小限の油量の消費でランニングコストを大幅に削減できます。オイルが周囲に飛散らないため、工場内を清潔に保つことができるのも特長です。
サンエイテックでは、製造現場で直面されている塗布に係る課題を、お客様の視点で解決策にアプローチさせて頂き、周辺機器とのセッティングを含めて「最良の塗布ソリューション」をご提案させて頂いております。塗布に関してお困りな事がありましたら、ぜひ当社のスタッフにご相談下さい。
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