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「液晶」自体では画素にならない、色がない、
光らない |
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フライパンとアポロと東京ドームの意外な接点 |
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瞬間接着剤でも目詰まりしにくいテフロンノズル |
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液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)は、パソコン等のディスプレイとしてすっかり定着しています。表示装置として使うためには、光の3原色(RGB)を画素ごとに発光させる必要がありますが、実は「液晶」自体では画素にならない、色がない、おまけに光らないのです。
それではなぜ液晶が表示装置として確固たる地位を築いたのでしょうか?
まずは液晶の説明からはじめます。 |
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液晶とは、液体のもつ流動性と、固体結晶のもつ異方性(方向によって性質が異なる、つまり見る方向によって見え方が違うこと)を兼ね備え、液体と結晶の中間の性質をもつ状態です。また、液晶の分子は電圧を加えると電界に沿って並ぶという性質があります。
液晶ディスプレイは、液晶の分子をねじれた状態で並べておき、電圧をかけた時だけねじれが解けるようにし、偏光フィルタと組み合わせて、光を通過させたり、遮断したりする性質をうまく利用しています。 |
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