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古代ローマ時代にも自動ドアが存在していました。その時の設備は大掛かりで、かがり火で空気を膨張させ、その空気圧で密閉タンクの中の水をバケツに移し、バケツが重りとなってロープでつながれたドアを開く、というものでした。その当時、神官が誰もいないはずの神殿のドアを手も触れずに開けてみせ、人々に自分の力を誇示するために利用されたそうです。
現在では、人体を検知する赤外線センサを利用し、火を焚いたりせずにドアが開きます。今回はこの赤外線センサにスポットを当ててみます。 |
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赤外線センサは、熱(赤外線)を検知する熱型赤外線センサと、光を検出する量子型赤外線センサに大別できます。前者の熱型赤外線センサは、熱起電力効果を利用したサーモパイル、焦電効果を利用したPZT、LiTaO3、熱電対効果を利用したサーミスタ、ポロメータなどに分類できます。後者の量子型赤外線センサは、光起電力効果を利用したフォトダイオード、フォトトランジスタ、光導電効果を利用したCdSセル、光電子放出効果を利用した光電子倍増管などに分類できます。
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