レーザーが発振する(光る)までの仕組みは難しくなるのでここでは割愛しますが、発振媒体により気体レーザー、固体レーザー、半導体レーザー、液体レーザーに分けられ、今では数百種類のレーザーがあります。代表的なレーザーの用途は次のようになります。
■気体レーザ
炭酸ガス(波長10,600nm)穴あけ、切断、溶接、レーザーメスなど
エキシマ(波長150〜350nm)穴あけ、切断など
■固体レーザ
ルビー(波長694.3nm)穴あけ、切断、溶接、アザの治療など
Nd:YAG(波長1,064nm)穴あけ、切断、アザの治療、通信など
■半導体レーザ
GaAs、InGaAsPなど(波長600〜1,600nm)通信、計測、脱毛処理など
■液体レーザ
色素レーザなど(波長400〜800nm)分光、血管腫の治療など
今回、コヒーレントという聞き慣れない言葉が出てきました。野球選手の珈琲という名前のピッチャーが連投するイメージで「珈琲連投」と覚えましょう。 |
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