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「殿、"草"からの伝令にございます」
「うむ、で、寄せ手の陣形は、如何に?」
「明三つ、暗一つの合図ですので、『魚燐の陣』にございます」
「中央突破ときたか…。よし、こちらは『雁行』を敷く。速やかに兵どもに下知を」
今を去ること約450年前、日本国中が合戦に明け暮れていた時代。きっと、そこここでこんな会話が成されていたことでしょう。ここで用いられている「合図」は、手持ちの灯篭に布をかぶせるたり、取ったりすることで点滅信号を生成するもので、一種のモールス信号とも言えるものです。ところで、最も身近なIT機器であるTVやエアコンのリモコンも、この「モールス信号」を応用していました。 |
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