同じ容積流量および同じ環境条件にて、スタティックミキサーとダイナミックミキサーを使用して混合した結果を比較: 同じ制御装置(同じキャリブレーションとプログラム)と同じポンプ(ドライバー、ポンプハウジング、ローターとステーター等)で実験し、混合方式により差異を確認。 材料は、取り扱いの難しい、2液性エポキシ接着剤を、混合比は重量で10:1(A:B)で、吐出速度(0.5 ml / min〜6 ml / min)を変えて確認。図1に示すように、スタティックミキサーを使用したテスト材料は、部分的のみで完全硬化できませんでした。
ダイナミックミキサーでは、最大200 rpm、最大2000rpmの速度を適用。図2のように、最小速度で均一な混合が可能。より高い吐出速度とミキサー速度でも材料に光学的に差異は見られません。 このように、ダイナミックミキサーは、スタティックミキサーでは処理できなかった2液性エポキシ接着剤を、最小の混合速度でも確実に混合し、最適な液剤塗布が行えます。
専用コントローラーeco-CONTROL EC200-DUOを使用することで、点塗布・線塗布・ポッティングなどさまざまな塗布工程に適応します。
産業:自動車産業・電磁部品・医療機器他
2液接着剤、シーラント材:シリコン・エポキシ・ポリウレタン・アクリレート系他
eco-DUOMIX450 | |
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寸法 | 228 mm x 163 mm |
重量 | 1,800 g |
最大動作圧※5 | 20 bar |
最大吐出圧※1 | 20 bar |
適用粘度 | 水溶性~ペースト系 |
吐出流量※3 | 0.2 ~ 12 ml/min(1:1の場合) |
最小吐出量 | 0.008 ml |
吐出精度※2 | ± 1 % |
混合比率 | 1:1 ~ 10:1 |
ステーター材質 | VisChem (オプション VisLas) |
液送口 | G 1/8“ DIN/ISO 228 |
吐出口 | ルアーロック式 |
接液部品 | アルマイト処理されたアルミニウム / SUS / VisChem / FFKM / POM / PE-HD |
動作環境 | 10℃~40 ℃ |
繰り返し精度 | > 99 % |
混合速度※3 | 10~1000 回転/分 |
※1 最大吐出圧とセルフシールは、材料粘度が下がると減少し、粘度が上がると増加します。材料メーカーにご相談ください。
※2 ディスペンサー1回転の絶対偏差としての容積吐出。吐出材料の粘度によって変わります。
※3 最大流量は、材料粘度、入力圧、混合比によって異なります。
※5 非セルフレベリング材料。